「肉体疲労」をもたらすものは乳酸ではない。

こんにちは、片岡です。

 

 

一般的に疲れというと、「肉体疲労」です。

 

肉体疲労

肉体疲労は大きなエネルギーを使うような仕事、動きをすることで、筋肉や筋肉につながる神経、また脳などにかかる負担から生まれます。

 

 

まあ、難しく言ってしまうとそういうことですが、家を作るのにブロックをたくさん運んだら、腕の筋肉がエネルギーをいっぱい消費するというわけです。

 

 

ここでエネルギーを消費するだけではないことはわかっています。

 

 

筋肉を使うと、疲労感と、それにかかわって鈍い痛みを感じたりします。

 

 

これは昔は「乳酸が溜まる」などとよく言われていました。

 

 

ところが乳酸は筋肉には溜まらず、肝臓にいったん運ばれます。

 

 

そして肝臓においてエネルギーの元であるグルコース(ブドウ糖)の再合成に利用され、血液循環によって各組織へ運ばれます。

 

 

つまり、乳酸は筋肉に溜まって、疲労感や痛みに関わるのではなく、肝臓を介してエネルギーとして再利用されているのです。

 

 

これは全然疲労とは関係ないですね。

 

 

「疲労物質」は肉体、精神を守るための「警告」

 

最近の研究では、別に筋肉に「疲労物質」があることがわかってきました。

 

 

また、精神的な疲労にも同じ「疲労物質」が関わることがわかってきました。

 

 

これは「疲労をもたらすたんぱく質」になります。

 

 

おそらく、強い運動(ストレス)で細胞を痛めつけたり、強いストレスで精神を痛めつけたりすると、たんぱく質による疲労物質「FF(ファーティングファクター)」が増えます。

 

 

おそらく、それ以上の破壊活動つまりストレスを肉体や脳の細胞に与えると危険だという警告を与えるために、疲労物質は作られると思われます。

 

 

疲労物質が作られなければ、負荷により、細胞が本当に修復可能なまでに傷み切ってしまうわけです。

 

 

この「傷み」を与えているのは、疲労物質ではありません。

 

 

疲労物質FFは単なる「警告物質」であり、細胞を修復するための行動を行い、細胞が修復されることで、FFを打ち消すための新たなたんぱく質「FR(ファティーグ リカバー ファクター)」が作られるのです。

 

 

細胞に傷みを与え、「疲労感」を発生させる元の正体は「酸素」

 

この細胞に傷みを与えているのは何かというと、強い負荷なわけですが、負荷に伴うのは「酸素」です。

 

酸素

酸素は本当なら、実は細胞を破壊する分子なのです。

 

 

酸素はですね、もともとは生物にとって毒性の大きいものなのです。

 

 

宇宙に無数にある星に、生命があるかどうかを酸素があるかどうかで見極めようというのは無理があります。

 

 

酸素は、もともとは地球上にはあまりなかったものなのですが、植物の「光合成」が始まると急激に多くなりました。

 

 

ただし、酸素は「酸化」させて、物を劣化させる性質を持ちます。

 

 

金属の鉄や銅が錆びることはわかりますよね。鉄は赤く錆び、銅は青く錆びていきます。

 

 

また、それ以外にも銀、クロムなど金属は錆びていきます。

 

 

これは生命も同じ事です。

 

 

動物が老化するのは、実は酸素のせいと言われています。

 

 

疲労すると、酸素に対する耐性が落ちるので、体の酸化、つまり錆が早くなるというわけです。

 

 

生命は、太古の昔、毒性の強い酸素を利用することで酸化を克服しようとしたわけです。

 

 

酸素を利用して、代謝するという性質に体を変えていったのです。

 

 

ただし、酸素に弱いという性質自体は克服できてはいません。

 

 

動物もヒトも、疲労すると酸素への耐性が弱くなり、酸化するのです。

 

 

それが重なると、老化し、長い目で見て体調不良を誘発するようになり、寿命を縮めることになります。

 

 

実際、疲れが重なれば重なるほど疲れを癒すのが難しくなり、基礎的な体調まで悪くなっていってしまいます。

 

 

「酸素」を還元して肉体、精神を守り、疲労物質を消化するきっかけとなる成分が「抗酸化成分」

 

実は酸化を和らげる成分というのがあります。

 

 

それらの成分は「抗酸化成分」といって、酸素を「還元」することで酸素の攻撃から体を守るのです。

 

 

究極的なものは「水素」です。

 

 

水素は酸素と結びつき、化学反応を起こして、無害な水に変えてしまいます。

 

 

このように特定の物質を用いて元の物質を消費することを「還元」といいます。…中学理科ですね…ちょっと難しいですが、続けます。

 

 

そして、このような酸素を「還元」させる「抗酸化」成分は他にもあるのです。

 

 

それらは食べ物などから摂れます。

 

 

主なものを上げてみます。

 

 

水素

 

アントシアニン(クラチャイダム、ブドウ類、赤ワイン(レスベラトロール)、黒マカ、紫イモなどに入っている紫色のポリフェノール)

 

ビタミンC

 

ビタミンE

 

アスタキサンチン(甲殻類や藻類などがもつ色素。ビタミンEの1000倍の抗酸化力)

 

スコルジニン(にんにくに入っているポリフェノール)

 

サポニン(高麗人参などに入っているポリフエノール)

 

クルクミン(ウコンに入っているポリフェノール)

 

リグナン、セサミン(ごまに入っているポリフェノール)

 

カテキン(茶、ワイン、リンゴに含まれる、抗コレステロール力、殺菌力が強いポリフェノール)

 

タンニン(茶、ワイン、柿、バナナなどに含まれる殺菌力が高いポリフェノール)

 

イソフラボン(大豆などに多く、女性ホルモンであるエストロゲンに似ている構造。新陳代謝を促進するポリフェノール)

 

 

他にもまだまだ種類があります。

 

 

このような抗酸化成分が多いサプリなどを飲んでいると、酸素を還元して体を守るため、老化が穏やかになります。

 

 

つまり、体が疲れにくい、「スタミナ」を得ている状態ということになるのです。

 

 

疲れにくさを演出するサプリとなると、このような抗酸化成分で、体内を傷つける酸素を還元ながら、新陳代謝を早めて細胞を修復し、疲労回復物質FR(ファティーグ リカバー ファクター)」を増やして、「FF(ファーティングファクター)」を消していくということをしてくれます。

 

 

このカテゴリでは、上記のように酸素を還元しながら、新陳代謝力を高める「抗酸化成分」を多く持つサプリや健康補助食品を掲載していきます。

 

 

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